目元が疲れて見えると、実年齢よりもぐっと年上に見られてしまうことがあります。この記事では目元の印象が見た目に与える影響と、目元が疲れて見える原因や具体的な症状について解説します。
目元の疲れや老け見えの原因を解消するエイジングケアのコツと、症状を悪化させない生活習慣のポイントもまとめました。
いますぐに目元の印象をよくしたいときに役立つ、メイクのコツも解説します。
※なお本記事は、弊社から監修者に依頼し、いただいたコメントを編集して掲載しています。
【監修者プロフィール】
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湯浅道子/エステサロンに8年勤務後、美容の資格を取得し、美容家×ライターとして活躍。 10代の思春期ケアから50代更年期以降のさまざまな肌悩みをサポートする情報を発信中。スキンケアコラム、ブログ記事、メルマガ、美容医療、広告関連など幅広い分野の美容に携わっている。生活習慣、スキンケアを通して、人生100年時代を生きるため、自分自身を好きになれるビューティーライフを実践。【保有資格】コスメコンシェルジュ、化粧品検定1級、2級、薬機法管理者、コスメ薬機法管理者、景表法検定1級
目元の印象が与える影響とは?

顔には口や鼻などいくつかのパーツがありますが、そのうち目元が周囲の人に与える印象は非常に大きいとされています。
コンタクトレンズ・ケア用品事業を手掛ける株式会社メニコンが20~40代の女性500名を対象に実施したアンケート結果によると、「初対面の人でつい見てしまうポイント」として「目元」と回答した人は実に38%にのぼったとのこと。
目元にお疲れサインが出ていると、実際の疲労度はそこまで高くなかったとしても「疲れているのかな」と思われてしまう可能性があります。周囲の人から「疲れてる?」と聞かれた経験がある方は、自身の目元に原因がある可能性を考えてみてください。
目元が疲れて見えると言われてしまう原因は?

周囲の人から疲れた印象に見られてしまうとき、目元にはどのような症状が出ているのでしょうか。具体的な症状と原因をまとめました。
睡眠不足による症状
睡眠不足や血行不良によって生じる目の下のくま、むくみなどがあると、疲れが溜まっているように見られやすいです。
疲労時や体調不良のときに一重まぶたが二重まぶたに、二重まぶたが三重まぶたになってしまうタイプの人も、目元の印象から疲れの度合いを推察されてしまいがち。
疲れ目によって引き起こされる充血や、目をしょぼしょぼさせる仕草も、疲れて見える原因になることがあります。
しわ
目尻や目の下に小じわが目立つと、疲れて見えやすくなります。目元のしわの多くは、乾燥や血行不良、加齢によって生じるものです。
しわが気になるときは保湿が足りないのか、疲れ目による血行不良が起きているのか、はたまた加齢によるものなのか原因を見極めましょう。原因に合う適切なケアを行うことでしわを目立ちにくくできる可能性もあります。
たるみ
たるみによって目の下に膨らみができると老けた印象に見られます。たるみの原因は、加齢や皮膚の乾燥、表情筋の衰えなどさまざまです。
目を酷使することによる血行不良からたるみを引き起こすこともあります。
また、目の下にできるくまのうち、黒クマと呼ばれるものはたるみによって目の下に影ができることで生じます。目元のたるみは疲れ顔や老け顔の大きな要因になるため、気づいた段階で早めにケアすることがとても大切です。
目元の印象を変えるエイジングケアの基本とコツ

目元を若々しい印象に変えたいときは、どのようにケアを行うべきなのでしょうか。スキンケアのポイントや、いますぐできる目元のエクササイズを紹介します。
保湿重視のスキンケア
目元の小じわやたるみは、皮膚の乾燥によって引き起こされるケースが多いです。本来、皮膚の真皮層ではコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどの美肌成分が生産されますが、これらの成分は加齢とともに減少していきます。
美肌成分が減少すると皮膚はより乾燥しやすくなるため、毎日のスキンケアで保湿を徹底することが重要です。
化粧水や美容液は保湿成分を多く含むものや、自分の肌質に合うものを選び、朝晩の入念なスキンケアを徹底しましょう。
まぶた専用アイクリームを活用
まぶたのたるみによって目が開きにくくなると、眠そうな印象になることがあります。ほかにも二重のラインが変わる、二重が三重になるなど、まぶたのたるみは見た目にさまざまな変化をもたらすことも。
まぶたの症状によって見た目年齢の印象が変わって見えるときは、まぶたのたるみやしわ対策に特化したアイクリームを活用してはいかがでしょうか。
物理的にまぶたを引き上げるストレッチ成分が含まれるアイテムを選べば、「いますぐ目元をぱっちりさせたい!」というときの速攻ケアも叶うため、おすすめですよ。
エイジングケア化粧品も効果的
年齢を重ねるごとに肌質は変わっていくもの。化粧水や美容液などの基礎化粧品も、年齢肌に適したものを使うことが望ましいです。
エイジングケアを始める年齢に決まりはありません。しわやたるみ、くすみなど気になる症状が出てきたら、今日からでもエイジングケアを始めてみてください。
目元のエクササイズで血行促進
特に目を酷使したあとに目元のお疲れサインが出やすい人は、目元のエクササイズを習慣化するのもおすすめです。
1つ目に眼球を動かすエクササイズを紹介します。まずは眼球を上下、左右に動かし、次に両目を寄せたら、最後はぐるぐると回しましょう。
スマホやPCを長時間見続けたあとに行うと、目元のコリがほぐれてすっきりします。
2つ目は目のピントを調整するエクササイズです。最初に、壁から5mほど離れた位置に立ちます。親指を立ててサムズアップの形にし、目の前20cmあたりに持ってきたら、親指にピントを合わせます。
次に腕を伸ばし、再び親指にピントを合わせましょう。最後に親指の先5mほど前を見て、そこの壁にピントを合わせます。
それぞれの距離で5~10秒ずつピントを合わせる動作を1セットとし、5セット繰り返してください。目の疲れを引き起こす原因のひとつである、毛様体筋(もうようたいきん)をほぐすのに効果的です。
目元の印象を明るく見せるメイクのポイント

しわやたるみなど目元に気になる症状があり、いますぐ改善したいときは、メイクでうまく隠すのもおすすめです。目元を明るく見せるメイクのポイントを解説します。
暖色系アイシャドウで目元を明るく
疲れた印象の目元には、暖色系や透明感の高いカラーのアイシャドウを乗せるのがおすすめです。
オレンジ系やイエロー系、コーラル系のアイシャドウは目元を明るくして健康的な印象にしてくれます。目元のくぼみが気になるときも、暖色系のアイシャドウを使えばふっくらとした見た目に。
パーソナルカラーによって似合うアイシャドウは異なりますので、しっくりくるものが見つかるまでいろいろなカラーを試してみてくださいね。
まつ毛はしっかり上げてぱっちり目に
まつ毛が下がっていると目が小さく見えたり、開ききっていないように見えたりすることも。「眠そう」「疲れていそう」と思われてしまうこともあります。
目元が疲れて見えるときは、ビューラーでまつ毛をしっかり上げ、マスカラでカールをしっかりと固定しましょう。
まつ毛が上がっていると目が縦に大きく見えるため、目元がぱっちりと明るい印象になります。
上げたまつ毛がすぐ下がってしまうなら、カールキープ力の強いマスカラを使ってみてください。
まつ毛がうまく上がらないという方はビューラーを変えてみましょう。ビューラーには一重用、奥二重用などいくつか種類があるので、自分の目に合うものを使うことが大切です。
ハイライトでしわやたるみをぼかす
しわやたるみによって生じた目元の影が気になるときは、ハイライトを活用しましょう。しわやたるみが気になる場所にハイライトを乗せると、そこにあたった光が反射し、お悩みの症状を目立ちにくくしてくれます。
目尻の小じわをぼかしたいときは、指に少しだけハイライトを取り、しわを覆うように塗り込みましょう。目の下のたるみが気になるときは、下まぶたに逆三角形を描くように塗り拡げます。
目のまわりの皮膚は薄く、刺激にとても弱いため、ハイライトを塗るときは特に優しく丁寧に塗るようにしてください。
目元の印象を変える日常習慣

目元を疲れて見せる各症状は、なにげない日常習慣で引き起こされることも。控えたほうがいい行為をまとめましたので、当てはまる方はいますぐ自身の癖や習慣を見直しましょう。
規則正しく充分な睡眠時間を確保する
睡眠不足は目の充血や血行不良、乾燥、そこから引き起こされる小じわにたるみなど、さまざまな影響を及ぼします。
疲れて見える表情を改善したいときは、なによりまず充分な睡眠時間を確保しましょう。
必要な睡眠時間は個人で差があり、季節によっても前後するものですが、概ね6~8時間ほど確保できればよいとされています。
つい夜ふかししてしまう人や朝すっきり目覚められない人、日中に眠気に襲われがちな人は、しっかり眠ることから始めてみてください。
スマホやPCの使いすぎに注意
スマホやPCを長時間見る行為は目に大きな負担をかけます。理由は、近くのものを見ようと目がピントを調整し続けるため。スマホやPCに顔を近づける癖がある方は、最低でも約30cmまで距離を離すことを意識してください。
30分以上スマホやPCを見続けたあとは、5~10分休憩しましょう。休憩中は目をつむる、遠くを見る、まばたきをするなどで目の緊張をほぐすことができます。
スマホやPCに集中して長時間同じ姿勢で居続けることは、首や肩のこりも引き起こすことも。
首こり、肩こりにより周辺の血流が悪くなると、顔のむくみやフェイスラインのたるみを生じさせることがあるため、こまめに席を立って背伸びやストレッチを行うことを習慣化しましょう。
まぶたを強くこするのはNG
まぶたの皮膚はほかの皮膚と比べて3分の1程度の厚みしかないため、摩擦には非常に弱いです。
長期的に刺激をかけ続けているとしわやたるみ、まぶたが垂れ下がることで目が開きにくくなる「眼瞼下垂(がんけんかすい)」などの症状を引き起こしやすくなります。
日常的に目元をよく触る癖がある、洗顔やクレンジングの際に目のまわりを強めにこすっているなどの行為に心当たりがある方は、今日からやめましょう。
目元のマッサージを行う際も素手で直接触るのではなく、マッサージクリームやオイルを使用して摩擦が起こりにくくしてから行ってくださいね。
まとめ
顔の印象は目元で決まるといっても過言ではありません。目の下のくまやしわ、たるみなど、目元にお疲れサインや老け見えサインが出てきたときは、早めに適切なケアをしましょう。
実年齢よりも上に見られると複雑な気持ちになる人が多いはずです。
保湿を重視したスキンケアや肌に合う化粧品選びを徹底し、メイクや生活習慣も見直しながら、若々しく見える目元づくりを目指してみませんか?
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年齢とともに、皮膚のコラーゲンやエラスチンなどの弾力成分が減少し、まぶたの皮膚が重力や目の周りの筋肉の衰えによってたるみます。また、目を開こうと無意識にまゆげを上げることで、おでこのシワに繋がる可能性もあります。
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