年齢を重ねるにつれて、気になる方が増えるほうれい線。口元に刻まれたシワは時として、実年齢よりも老けて見せてしまいます。いつまでも若々しく、明るい表情でいるためにほうれい線を目立たなくするケアがおすすめです。
今回は、ほうれい線ができる原因と目立たなくする方法を徹底解説します。クリームの使用やメイクの工夫、マッサージ、筋トレなど普段の生活に取り入れやすい方法で、ほうれい線のケアを行いましょう。
※なお本記事は、弊社から監修者に依頼し、いただいたコメントを編集して掲載しています。
※ほうれい線のケアとは使用部位によるもの
【監修者プロフィール】
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湯浅道子/エステサロンに8年勤務後、美容の資格を取得し、美容家×ライターとして活躍。 10代の思春期ケアから50代更年期以降のさまざまな肌悩みをサポートする情報を発信中。スキンケアコラム、ブログ記事、メルマガ、美容医療、広告関連など幅広い分野の美容に携わっている。生活習慣、スキンケアを通して、人生100年時代を生きるため、自分自身を好きになれるビューティーライフを実践。【保有資格】コスメコンシェルジュ、化粧品検定1級、2級、薬機法管理者、コスメ薬機法管理者、景表法検定1級
【目次】
そもそも、ほうれい線ができる原因は?

悩む方が多いほうれい線ですが、そもそもの原因についてご存じの方は多くはないでしょう。ほうれい線が目立ちやすくなる原因として以下の3つが挙げられます。
- 加齢による「肌の弾力不足」や「乾燥」
- 表情筋の衰え
- 生活習慣のクセ
以下でそれぞれ説明します。アとはほうれい線に使えるスキンケアということ
加齢による「肌の弾力不足」や「乾燥」
年齢を重ねるにつれて、肌の弾力がなくなり、乾燥を感じやすくなります。肌の弾力性を保つコラーゲンやエラスチンが減少していくためです。
肌の水分量が減ると、外部からの刺激に弱くなり、肌のターンオーバーに影響を及ぼします。これにより、コラーゲンやエラスチンの生成が滞ると、ほうれい線が目立つ原因につながってしまいます。
健康的な肌を保つには、皮膚の乾燥を防ぐことがとても重要です。
表情筋の衰え
加齢に伴い、表情筋も低下していきます。重力に表情筋が負けてしまい、ほうれい線が目立ってしまうということです。
笑顔が多い方は明るい印象を受けますが、表情のクセによってはほうれい線が目立ちやすくなることもあります。頬杖をよくつく方もほうれい線が目立ちやすくなる可能性が高いです。
いずれにせよ、頬の皮膚が伸びることにより、ほうれい線が目立ってしまうため、表情筋を適度に鍛えておく必要があります。
生活習慣のクセ
ほうれい線が目立ってしまう場合、生活習慣が影響している可能性もあります。睡眠不足や栄養不足、喫煙など生活習慣の乱れは、肌のターンオーバーにつながってしまいます。
とくに喫煙は、ニコチンやタールといった有害物質を含むため、血行不良につながります。肌に十分な栄養や酸素が行き渡らなくなるということです。
ほうれい線を目立たなくする方法【メイク編】

ほうれい線を目立ちにくくするメイクを2つ紹介します。骨格や肌質などから自分に合うカバー方法を探してみてください。
- コンシーラーやハイライトで薄くカバーする
- チークやリップを目立たせる
以下でそれぞれ詳しく紹介します。
コンシーラーやハイライトでカバーする
ほうれい線を目立ちにくくする方法として、取り入れやすいのがコンシーラーでカバーする方法です。隠したい部分には、どうしてもファンデーションを厚塗りしがちですが、ポイントは薄くのせることです。
ハイライトをうまく使って、ほうれい線の上に明るめの色を軽くのせ、シワが目立たないようになじませる方法もあります。厚塗りしてしまうと、逆にほうれい線が目立つ可能性もあるため注意が必要です。
チークやリップを目立たせる
ほうれい線が気になる場合、他の場所に視線を惹き付ける対策もあります。チークやリップにしっかりと色をのせたり、ツヤをプラスしたりして、鼻の横から口の両端にかけての視線を逸らしましょう。
チークやリップを極端に濃くするのではなく、あくまで自然に色をのせるのがおすすめです。
ほうれい線を目立たなくする方法【クリーム編】
ほうれい線を目立たなくする方法として、部分的なケアを強化する方法が挙げられます。以下の3点を意識して、ケアしてみてください。
- 肌を健やかに保つ成分が豊富に配合されたクリームを選ぶ
- 保湿力の高いクリームを選ぶ
- クリームの塗り方を意識する
それぞれ詳しく紹介します。
肌を健やかに保つ成分が豊富に配合されたクリームを選ぶ

ほうれい線対策をはじめるうえで意識したいのが、肌を健やかに保つ成分が豊富なものを使うことです。
肌の角質層まで浸透し、ビタミンAの1種であるレチノール、ハリのある印象をサポートするビタミンCといった成分が入ったクリームを選ぶと良いでしょう。
皮膚が薄い目元をケアするアイクリームも、肌を健やかに保つ成分が豊富で、ほうれい線ケアに活用できるものが多く、おすすめです。
保湿力の高いクリームを選ぶ
ほうれい線ケアには保湿力が欠かせません。肌が乾燥すると、シワやたるみを引き起こす原因となります。乾燥した肌は、化粧ノリが悪くなったり、肌が荒れたりといった問題も生じやすくなります。
スキンケアで取り込んだ成分を肌の中にしっかりと閉じ込めるためにも、保湿力の高いクリームを選びましょう。
肌に弾力を与える成分と保湿力が期待できる成分、肌の状態を整える成分がすべて配合されたアイテムで、肌の健康をトータル的に高めていけると良いでしょう。
クリームの塗り方を意識する
せっかく肌を健やかに保つ成分が豊富に入ったクリームを使っても、塗り方が雑だと十分な効果は得られにくいことがあります。
ほうれい線周りのクリームを塗る際は、筋肉が元の位置に戻るようなイメージで、下から上へと優しくケアしましょう。強くこすったり、引っ張ったりせず、軽く持ち上げます。
ケアする順番は、化粧水で肌を柔らかくしてから、部分的な集中ケアを行い、油分を含むクリームで蓋をするのがおすすめです。
ほうれい線を目立たなくする方法【マッサージ・筋トレ編】

ほうれい線を目立ちにくくする方法に、マッサージや筋トレがあります。以下に2つの方法を紹介します。自分に合う方法でケアしてみてください。
- 血行をサポートするマッサージ
- 表情筋の引き締めにつながるトレーニング
それぞれ詳しいやり方を解説します。
血行をサポートするマッサージ
ほうれい線にはさまざまな要因が関与していますが、血行不良もその1つです。血流が滞ると、細胞へ酸素や栄養が届きにくくなるため、肌のハリが不足してしまう可能性があります。また、血行が悪いと、顔全体のたるみやくすみにつながるため、顔色が暗く見えがちです。
血行不良を防ぐには、マッサージがおすすめです。指の腹を使い、顔全体を軽く押すような動きでマッサージすれば、血行をサポートすることにつながります。あくまで優しく、摩擦しないように気をつけてください。
表情筋の引き締めにつながるトレーニング
皮膚のたるみはほうれい線の強調につながります。そのため、表情筋のトレーニングで、ほうれい線周辺の筋肉を引き締めることが大切です。スキンケアではカバーできない、肌を支える力を強化していきましょう。
口の周りの筋肉を鍛えるトレーニングとして、口を閉じたまま、舌の先で歯茎の外側をなぞるように、円を描いてグルグルと回すなどがあります。口の内側からほうれい線をのばしていくようなイメージです。
ほうれい線をはじめ、シワやたるみの対策として、適度な筋トレを習慣にできると効率的です。マッサージで緩める動きと、筋トレで鍛える動きをうまく取り入れて、ほうれい線が目立ちにくくなるように意識しましょう。
日常生活でほうれい線の悪化を抑える方法
スキンケアやマッサージ、筋トレ以外にもほうれい線の悪化を抑える方法があります。今回は以下の4つを紹介します。
- 紫外線対策を意識する
- 睡眠と栄養を十分にとる
- 噛み癖に気をつける
- 喫煙を避ける
上記のうち、意識できていない項目がある方はぜひ習慣として変えていきましょう。
紫外線対策を意識する
紫外線対策として、日焼け止めや日傘を活用している方は少なくないでしょう。シミやシワの原因となる紫外線は、ほうれい線を目立たせることにもつながります。
紫外線は、UVA・UVB・UVCの3種類に分類され、UVAとUVBは人間の肌に悪い影響を与える紫外線といわれています。
肌や皮下組織に悪影響をもたらす紫外線は、暑い季節だけのものではありません。1年を通じて、対策を行う必要があります。帽子やサングラスなどのアイテムにも頼りつつ、日々のスキンケアでも紫外線対策を行いましょう。
睡眠と栄養を十分にとる
美容と健康を語るうえで、睡眠と栄養は欠かせません。睡眠不足が続くと、ホルモンバランスが崩れ、肌の健康状態も悪化します。ビタミンや食物繊維など栄養バランスの良い食事をとらなければ、栄養や酸素が肌まで運ばれず、ハリやキメに乱れが生じやすくなります。
美容の面ではもちろん、健康の面でも、睡眠とバランスの良い食事は常に意識できると良いでしょう。
噛み癖に気をつける
ほうれい線が片方だけ目立つ場合は、噛み癖が影響している可能性もあります。例えば、右の歯ばかりで噛んでいると、右の口角が上がり、あまり使っていない左側の口角が下がります。口角が引き上げられた右側は、食べ物を噛むたびに負担が生じやすくなるのです。この負担が、ほうれい線を目立たせることにつながります。
また、片側の歯で噛むことで、筋肉量にも差が生まれ、顔全体のバランスが悪くなるといった影響もあります。
食べ物を噛むときは、左右バランスよく噛むことで、ほうれい線をはじめ、顔全体のバランスを整えるようにしましょう。
喫煙を避ける
喫煙は、私たちの身体のあらゆる機能に悪影響があります。もちろん、肌も例外ではありません。
たばこに含まれるニコチンなどの有害物質は、血管を収縮させる作用があり、肌に酸素や栄養を運ぶ動きを妨げてしまいます。酸素や栄養が行き届かなくなってしまった肌は、コンディションが乱れてしまいます。
喫煙は百害あって一利なしといえるため、ほうれい線を目立たなくしたい方は避けるようにしましょう。
ほうれい線がどうしても気になる場合は

さまざまな対策を施しても、変化の感じ方には個人差があります。ほうれい線がどうしても気になる場合は、以下の2つの方法もあわせて検討してみましょう。
- エステに通う
- 美容医療も検討する
以下でそれぞれ詳しく紹介します。
エステに通う
肌に年齢を感じやすくなると、エステに通う方もいるでしょう。リフトアップが期待できる施術や保湿成分の豊富なアイテムによる集中ケアなど、ほうれい線ケアをエステで行うことができます。
自宅でのケアが面倒な場合や特別な日の前に集中ケアを取り入れたい場合も、エステがおすすめです。ほうれい線が気になる方は、日常的なスキンケア、紫外線対策、メイクテクニックなどにプラスして取り入れてみてください。
美容医療も検討する
ほうれい線に対し、ホームケア以外にも挑戦したい場合は、美容医療という選択肢もあります。実年齢よりも老けて見えたり、クリームなどではなかなか変化を実感しづらいほうれい線で悩んでいる方におすすめです。
ほうれい線を目立ちにくくする美容医療としては、ヒアルロン酸注射やフェイスリフトといった選択肢があります。
ホームケアなどで納得の変化を実感できない方は、試してみるのも良いでしょう。医師に相談のうえ、検討してください。
ほうれい線に関するよくあるご質問

ほうれい線に関する以下のQ&Aを紹介します。ほうれい線の悩みを緩和したい方は、ぜひ参考にしてください。
Q.ほうれい線が完全に消えることはある?
A. ほうれい線を完全に消すことは難しいといえます。笑った時にできるシワの延長線上にあるため、笑うことが多い方ほどほうれい線が目立ちやすくなる場合があります。
ほうれい線を目立たなくするためにできることは、皮膚のたるみを抑えることやメイクのテクニックを磨くことです。
とはいえ、コンシーラーやファンデーションを厚塗りすると、逆にほうれい線が目立ってしまうこともあります。完全に消すことを意識せず、自然な印象になるようカモフラージュすることが大切です。
Q.ほうれい線が一瞬で消えるメイクはある?
A. ほうれい線を一瞬で消すメイクは現実的ではありません。しかし、今回紹介した2つのテクニックを取り入れることで、ほうれい線を目立たなくすることはできます。
ベースを整えたうえで、コンシーラーやハイライトでほうれい線を薄くカバーし、チークやリップをしっかりとのせることで、視線を逸らしましょう。
ほうれい線を目立たなくするには、ベースとなる肌が整っていることも大切なポイントです。睡眠や食生活の乱れをなくし、健康的な生活を意識できると良いでしょう。
Q.ほうれい線が目立たなくなる髪型はある?
A. ほうれい線を目立ちにくくするために、髪型を工夫するのもおすすめです。ほうれい線自体を消すことはできなくても、人の視線を逸らしたり、印象を良くする効果は期待できます。
髪に束感を持たせたレイヤースタイルは、全体的に動きが出るため、視線を逸らすのにおすすめです。うねりヘアやくびれヘアと呼ばれるひし形シルエットも若々しく見える髪型の1つです。
実年齢よりも老けて見せてしまうこともあるほうれい線の対策として、若々しい髪型を取り入れるのは効果的だといえます。
まとめ
ほうれい線の対策やケアについて紹介しました。ほうれい線の原因は人それぞれで、アプローチ方法もさまざまです。
まずは、毎日の丁寧なスキンケアや規則正しい生活習慣で、健康的な肌を育みましょう。クリームやセラムを使った集中ケアで、部分的にアプローチする方法もおすすめです。肌を健やかに保つ成分を含むアイテムで、しっかりとケアできると安心です。
ほうれい線を正しくケアして、いつまでも若々しく健康的な肌を保ちましょう。
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年齢とともに、皮膚のコラーゲンやエラスチンなどの弾力成分が減少し、まぶたの皮膚が重力や目の周りの筋肉の衰えによってたるみます。また、目を開こうと無意識にまゆげを上げることで、おでこのシワに繋がる可能性もあります。
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