Column ニッセンBHの美容・健康コラム

老いを受け入れられないと悩む60代の特徴は?気持ちの切り替え方と必要な心がけ

公開日:2026.03.18
更新日:2026.03.18

いつまでも若々しく過ごしたいというのは多くの人が抱く願いですが、人は日々着々と年齢を重ねていきます。この記事では「老いを受け入れられない」と悩む60代の方に焦点をあて、その背景に潜む悩みや心理的特徴をまとめました。

60歳からの人生を充実させるための気持ちの切り替え方と、日常生活で心がけてほしいことも解説します。

【監修者プロフィール】

湯浅道子

湯浅道子/エステサロンに8年勤務後、美容の資格を取得し、美容家×ライターとして活躍。 10代の思春期ケアから50代更年期以降のさまざまな肌悩みをサポートする情報を発信中。スキンケアコラム、ブログ記事、メルマガ、美容医療、広告関連など幅広い分野の美容に携わっている。生活習慣、スキンケアを通して、人生100年時代を生きるため、自分自身を好きになれるビューティーライフを実践。【保有資格】コスメコンシェルジュ、化粧品検定1級、2級、薬機法管理者、コスメ薬機法管理者、景表法検定1級

URL:https://note.com/brainy_hornet679/n/ne303a0f0995b

老いを受け入れられない60代の心理的な特徴

老いたくない、衰えるのが怖いと感じる方のまわりでは、どのようなことが起こっているのでしょうか。環境の変化や物事のとらえ方に起因する心理的な影響を解説します。

定年退職

日本の多くの企業では60歳もしくは65歳を定年に設定しています。それまでバリバリと仕事に打ち込んできた人ほど、60代を境に現役を退かざるを得ないという事実は受け入れがたいものでしょう。

特に現代の60代は昔と比べて非常に若々しく、元気です。
心は現役時代と変わらず、まだリタイアするほどヨボヨボなわけではない。それなのに「定年」を突きつけられ、どっと老け込んだような気持ちになってしまう方は少なくありません。

また、日本では65歳以上を高齢者と呼びます。若々しくありたいと思いつつも、「自分は65歳だから、世間的に見れば高齢者なんだ」という事実に抵抗感を抱く方も多いです。

気持ちと見た目のギャップによる葛藤

いくつになっても若々しい人はいますが、どうしても見た目は徐々に老いていきます。鏡に映った自分の顔に刻まれたシワ、たるみ、シミなどのエイジングサインに気づき、若くありたい気持ちと見た目のギャップに苦しむ人も多いです。

SNSで見受けられる輝くシニアとの比較

SNSにはキラキラとした日常の一コマを投稿している方がたくさんいます。年齢より若々しく見える同世代が眩しい笑顔で日々を満喫している様子を見て、「この人はこんなに若く見えるのに、自分は…」と落ち込んでしまう人も一定数おられます。

過去の自分と変化への抵抗感

ふと若かった頃を思い出し「あの頃はあんなに楽しかったのに、今は…」と、現状を嘆く方もいます。
ライフステージが変わると、それまでできていたことを諦めなければならないことがあります。そのまま年齢を重ねた結果、過去の楽しかった日々がふと頭をよぎり、後悔や虚無感に苛まれてしまうケースは珍しくありません。

60代で直面する身体や環境の変化

60代は心身や周囲の環境にさまざまな変化が現れやすい時期です。変化がもたらす影響とともにまとめました。

ホルモンバランスの変化

男性・女性ともに40代~60代はホルモンバランスが乱れやすい時期です。特に女性は一般的に50歳頃に閉経を迎え、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌量が急激に減少します。
これによって生じる心身のさまざまな不調を更年期障害といいます。更年期障害は閉経の前後5年ずつの計10年ほど続くとされており、閉経が遅い人は60代まで不調が続くケースもあります。

更年期障害の症状には、以下のようなものがあります。

  • 身体的症状:頭痛、肩こり、関節痛、ホットフラッシュ、動悸、吐き気、疲れやすい
  • 精神的症状:イライラ、不安、抑うつ、気力低下、涙もろくなる

これらの症状から体が思うように動かず、「歳を取るのはこんなにつらいのか」とさらに悲観的になってしまう方もいます。

骨・筋力の衰え

女性ホルモンの減少は骨密度の低下を引き起こすとされ、60代の女性の5人に1人は骨粗鬆症といわれています。骨粗鬆症の症状は以下のようなものです。

  • 骨折のリスクが高まる
  • 身長が縮む
  • 腰や背中が曲がったり、痛みを感じたりする
  • 息切れしやすくなる

また、加齢により筋力も徐々に低下していきます。全身の筋力低下にともない、身体機能が落ちる現象を「サルコペニア」といいます。以下はサルコペニアにより生じる症状です。

  • 歩く速度が落ちる
  • 立ち上がるのが困難になる
  • 疲れやすくなる
  • 転びやすくなる

骨量や筋力の低下から日常生活に支障が出始めると、自身の老いを実感する方は多いです。

ライフステージの変化

60代で定年を迎えると、それまで1日の活動時間の大半を占めていた仕事の時間がなくなります。相対的に自分の時間も増えますが、仕事に打ち込んでいた人や職場で人間関係を構築していた人は、孤独を感じやすいです。

ほかにも子どもが独立して子育てが終了する、親の介護が本格化するなど、60代はさまざまなライフステージの変化を経験しやすい年代です。
まわりの環境が大きく変わるのにともない、心身に負担を感じる人も少なくありません。

今までのお手入れが合わなくなる

60代になると肌の状態も変わってきます。シワやたるみなどのエイジングサインが生じるほか、乾燥しやすくなったり、骨密度の低下によって生じる骨の萎縮で輪郭の形が変わったりすることも。
以下は、肌の変化によって生じやすいお悩みの例です。

  • これまでの基礎化粧品が合わなくなる
  • 化粧ノリが悪くなる
  • いままでのメイクが似合わなくなる

若々しくいたいからとメイクをするのに、仕上がりがいまいち。毎日スキンケアを徹底しているのに老いのサインを隠せないという状況では、どうしても心が沈んでしまうでしょう。

60代が老いを受け入れられないとどうなる?

続いては、老いを受け入れられないまま歳を重ねることで陥りやすい事態を解説します。

過去の自慢話や武勇伝が増えてしまう

「昔のほうがよかった」という気持ちが強いと、つい当時の思い出話をたくさんしてしまうものです。
楽しい思い出話ならいいですが、過去の自慢話や武勇伝ばかり語ると「“今”に満足していないのかな」「自信がないのかも」といった印象を与え、敬遠されてしまうことも。

実際、自慢話や武勇伝語りが多い人は「自分を大きく見せたい」「自分のことを誰かに認めてほしい」という気持ちが強い傾向があります。

とはいえ口から出てくるのはすべて過去のことばかり。聞いている側は「今のあなたはどうなの?」「またその話か…」と感じてしまうため要注意です。

外出がおっくうになってしまう

自分の老いた見た目が受け入れられない、老けて見えると思われたくないといった気持ちから、外出を控えてしまう人も多いです。
しかし、これは心身に悪影響を及ぼす選択です。以下にいくつか理由を挙げました。

  • 運動不足になる
  • 生活リズムが崩れやすくなる
  • 孤独感が増す
  • 刺激が減り、気分が沈みやすくなる

家にひとりでいると無表情で過ごす時間が増えるため、表情筋が衰えやすくなる点にも注意が必要です。
これによりシワやたるみなどが悪化し、人に会いたくない気持ちがさらに強くなり、より外出しなくなるという悪循環に陥るケースもあります。

新しい楽しみや知識が入ってこなくなる

「あの頃はよかったのに…」と過去の思い出にとらわれてばかりいると、無意識に新しい知識や情報を遮断してしまうことがあります。思考や価値観をアップデートできないまま、古い知識や情報ばかりに囲まれて歳を重ねる人は少なくありません。

家にこもりがちだと他者や外部からの刺激を受けにくくなり、楽しいことが目に入りにくくなります。
楽しくないからネガティブなことを考える、悲観的になる、他人と自分を比べて嫉妬の炎を燃やす…。このような生き方は「充実している」とはいえないでしょう。

老いを受け入れられない状態は、QOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を著しく低下させることにもつながってしまうのです。

60代からの人生はどう過ごす?

60歳からの人生は決して暗くありません。人生を大きく好転させるための視点や考え方を紹介します。

今の自分に似合うものを探す

年齢を重ねるにつれて、若い頃に似合っていたものが似合わなくなるのはよくあることです。鏡に映る自分の姿がなんだかしっくりこないと感じたら、“今の自分”に似合うものを探してみましょう。

洋服、髪型、メイクなど選び直せるものはたくさんあります。いろいろ試しながら「ああでもない、こうでもない」と悩む時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

かつての肩書きとは関係ない繋がりを持つ

60代でライフステージが大きく変化した方は、あえて一から人間関係を築くのもおすすめです。同世代が集まるコミュニティや地域の集まり、趣味を活かせるクラブ活動などに参加してみましょう。

自分を取り巻く環境が変わっているのに、同じ人間関係を続けていると苦しくなる場合があります。
たとえば定年退職した職場の人たちと変わらず交流を続ければ、イキイキと働く部下や後輩たちに対して劣等感が芽生えてしまうかもしれません。子どもが巣立って寂しい人は、まだ子どもと暮らす友人が羨ましくなることもあるでしょう。

かつて自分が輝いていた場所とは距離を取り、新しく輝ける場所を探すことは心にいい刺激をもたらします。再スタートを切る気持ちで視野を広げてみてください。

老いを拒絶しない

人は誰しも歳を取ります。自身の衰えを感じたときは「老いは当たり前」と受け入れ、これから先の人生をどう楽しむか考える時間を設けましょう。

老いを当たり前と受け入れるのは、老いに対してなにもしないことではありません。顔のシワやたるみを見て見ぬフリするのは、老いを拒絶することと同じです。

エイジングサインが気になるなら、毎日のスキンケアやメイク、服装などを変えて若々しく見せるための工夫をしてみてはいかがでしょうか。

重要なのは“無理をしないこと”です。「若々しく見えるようにしなきゃ!」と強迫的に老いに立ち向かうと、心が疲れてしまいます。
何事もほどほどに、60代になったからこそできることを探してみてください。

誰かと自分を比較しない

誰かを羨ましく思った経験を持つ人は多いでしょう。他人と自分を比較してしまう人は現状に満足できていない可能性が高いです。
SNSや日頃の交友関係を通じて「あの人はあんなに楽しそうなのに、私は…」と感じたときは、自身の心の声を聞いてみましょう。

もしかしたら、心の奥にはこのような気持ちが溜まっているかもしれません。

  • 自分の時間が充実していないことへの不満
  • 漠然とした孤独感
  • 衰えていくことへの焦りや恐怖心

いま抱えている問題が環境を変えたり誰かに話したりすることで改善できそうであれば、なんらかの行動を起こしましょう。

すぐに解決するのが難しそうなら、SNSや苦手な交友関係から距離を取るのもおすすめです。心の中で「あの人はあの人、自分は自分」と境界線を引き、自分の好きなことや趣味に没頭する時間をつくってみてください。

60代が日常生活で心がけたいこと

いつまでも若々しくありたいと願うなら、老いを受け入れつつ楽しむ生活を心がけてはいかがでしょうか?実践していただきたいポイントをまとめました。

60代ならではのスキンケア

60代のスキンケアは保湿を重視しておこないましょう。基礎化粧品は、肌にハリやうるおいを与えてくれる以下のような成分が含まれたものを選ぶのがおすすめです。

  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • エラスチン
  • ナイアシンアミド
  • レチノール

加齢とともに肌にさまざまなエイジングサインが生じる原因は、肌のうるおいやハリ、弾力が低下するためです。皮膚組織内では保湿成分が生成されますが、その生成量は20代をピークに徐々に減少していきます。

特に更年期以降はエストロゲンの分泌量低下にともない肌のカサつきやシミの悪化を感じる人も多いため、保湿ケアが重要です。

肌の刺激になる行為を控える

摩擦刺激は肌の老化を加速させる原因のひとつです。以下のポイントにも注意しつつ、肌を労ってあげてください。

  • 洗顔時はたっぷりの泡を肌の上に滑らせるように洗う(手で直接肌をこすらない)
  • 目をこする、頬杖をつくなど、肌に負担がかかる癖をやめる

スキンケアの際に基礎化粧品を肌に叩き込むのは肌の刺激になります。化粧水を手に出して軽く温めたら、手のひらを肌に密着させて10秒おさえ、成分をじっくりと肌へ浸透させましょう。

60代ならではのメイク

加齢で顔の印象が変わったことに悩む方は多いです。目の形が変わった、シワやシミが気になる、いままでのメイクがいまいち決まらないなど、お悩みの内容は多岐にわたります。

60代のメイクは以下のポイントを意識しておこなってみてください。

  • まつ毛はビューラーでしっかり持ち上げ、マスカラで1本1本を太く長く伸ばす
  • アイラインはまつ毛の生え際のスキマを埋めるように引く
  • アイブロウは髪色に近い色を選び、ふんわり太めのストレート眉orアーチ眉に
  • ツヤのある濃いめの血色カラーのリップで唇の輪郭をくっきりと

シワやたるみを隠そうとファンデーションやコンシーラーを厚塗りすると、肌がのっぺりとした印象になりより老けて見えやすくなります。ベースメイクはナチュラルに、目元や口元に視線が向くようなメイクをするのがポイントです。

生活習慣と運動

規則正しい生活習慣は老化速度を緩やかにしてくれます。自分の生活を振り返り、以下を守れているか確認してみてください。

  • 毎日決まった時間に栄養バランスの整った食事をする
  • 毎日6~8時間の睡眠を取る
  • 1日1.2リットル以上の水を飲む
  • 適度にストレス発散をおこなう

運動をすることも健康維持のために重要です。運動習慣がない人は、

  • 少し早起きして近所を散歩する
  • 夜のリラックスタイムにストレッチや体操をする

など、できる範囲から体を動かす習慣を取り入れましょう。

60代ならではの趣味や活動

定年やライフステージの変化を迎えて自分の時間が増えた方は、新しい趣味や活動を始めてみてはいかがでしょうか。
以下におすすめの趣味をいくつか挙げました。

  • ガーデニング
  • ウォーキング
  • 登山
  • 音楽鑑賞
  • 映画鑑賞
  • 料理
  • ハンドメイド

新しいことに挑戦したい方は、英会話やジム、ヨガ、楽器などの習い事を始めるのもおすすめです。
体を動かす趣味を選べばそれが運動習慣になります。趣味や活動の場で新たな交友関係を築いていけば、孤独感や焦りの気持ちも和らいでいくでしょう。

60代の老化についてのよくあるご質問

Q.おしゃれをしたいですが、もう60代なのに…という気持ちもあります。気にしすぎでしょうか?

A. やりたいことがあるのに年齢を理由に諦めるのはもったいないです。自分に似合うメイクや服装を探求する時間を楽しみましょう。

Q.同じ60代なのに若々しく見える人と老けて見える人の違いはなんですか?

A. いつも明るく前向きで、背筋がぴんと伸びている人は若々しく見えます。対して、溜め息が多く落ち込み気味で、表情も険しい人は「疲れている。老けて見える」といった印象を与えやすいでしょう。
表情や姿勢を見直すだけでぐっと若々しくなる方は多いので、試してみてください。

Q.老けを加速させる悪い習慣を教えてください。

A. 過度な飲酒、喫煙、睡眠不足や、栄養バランスが偏った食生活、姿勢の悪さなどが挙げられます。どれだけ丁寧にスキンケアをしても、生活習慣に難があれば老化は加速しますので、まずは規則正しい生活を心がけることから始めましょう。

まとめ

60代は世間的にはシニア、高齢者といわれる年代です。老いを受け入れられない気持ちが強い方は、「なぜ自分は老いが怖いのか」と自分に問いかけてみましょう。

現代には元気でイキイキとした60代の方がたくさんいます。生活習慣を見直し、適切なケアを取り入れることで若々しさを取り戻せる可能性もありますので、諦めずに一歩前へ踏み出してみてください。

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